家も綺麗にしてると発酵するのかな?
最初の藍の様子です、随分大人しくなってきましたがとりあえず染まります。もう一方の藍は、イマイチですねえ。
Oさんの作っていただいたサイドイッチを頬張りながら染色の授業を受けます、いつもありがとうございます。首に巻いているストールはいつぞやに織らせていただいた貝紫の糸を使用したものです。山繭の野性味あふれる糸はハリがあってしなやかなんだなあ、と改めて感じました。
それで貝紫と藍のことを調べていたら、成分自体はそんなに変わらないのかな?それなのに片方は紫、もう片方は青、どちらも一風変わった染色ですよね。「緑から青へ」藍の場合はここで止まりますが貝紫は「青から紫」になると聞いておりました。ここは是非とも経験豊富なOさんにお話を聞いておきたいと思っていました。
会話の中で、そういえば藍で紫が出ると聞いたことがあるよ、という内容に私は俄然興味が沸きました。やっぱり!貝紫ならぬ藍紫かあ!現在までの藍建てで何度もこけた理由の一つが「下手だから」いや、まあこれが一番ですけれども「紫色で染めるにはどうしたらいいんだろ?」というのもありました。なので変なことやってるわけですね。
藍染めと言ってもある民族の染色においては紫がかった青だったりするそうです、なるほどー、大変参考になります。また貝紫に至っても赤紫に染まる場合、青味が強く出る場合、実は染め方で随分違うのだとか。これは経験した人でないとわからないことですよね。
自分は、まあどうせ嘘やインチキにまみれた人生ですもの、いつか藍紫で染めた糸で織りがしてみたいなあ!というのが今月の野望であります。そんなことより藍の現状維持はとてもムツカシイ。